HRシリーズ 汎用(仕様)

ULBON HR シリーズ
 (ポリイミドコートキャピラリーカラム)

   現在、当社ではULBON HRシリーズとして汎用タイプ、 専用タイプ合わせて10種類の液相をラインアップ、 さらに各種の内径、膜厚を取り揃えて発売しております。

 ■特長

 1 カラム内面不活性度が抜群です。(高定量分析)
確実な内面処理法により、カラム内面の吸着活性点はほとんど完全に除去されているため、遊離酸や遊離アミンなどの非常に吸着されやすい物質はほとんど吸着することなく溶出します。
 2 液相のはく離・溶出現象がありません。(高感度分析)
HRシリーズカラムでは、確実な化学結合により液相のはく離・溶出現象はほとんど見られません。そのため高感度分析が可能です。
 3 最高使用温度が高くなっています。
WCOT型と比較して約70℃最高使用温度が上昇し、HR-20M(PEG-20M相当)で240℃、シリコン系のHRシリーズカラムで330℃となっています。(HR-1701, HR-17は除く)

■液相の仕様

品名 液相 極性 最高使用温度 用途
HR-1
(OV-1, OV-101 相当)
この製品の分析例へ
ジメチルシリコン樹脂 330℃ 一般汎用分析
HR-52
(SE-52 相当)
この製品の分析例へ
5%フェニルメチルシリコン 330℃ 一般汎用分析
HR-17
(OV-17 相当)
この製品の分析例へ
50%フェニルメチルシリコン 300℃ 薬物、糖類、TMS誘導体、フェノール類、ステロイド類、溶剤
HR-1701
(OV-1701)
この製品の分析例へ
7%シアノプロピル
7%フェニルメチルシリコン
280℃
HR-20M
(PEG-20M 相当)
この製品の分析例へ
ポリエチレングリコール 240℃ 一般分析、極性化合物、エステル、ケトン、アルコール類