HOME : 製品紹介 : HPLC : 親水性相互作用クロマトグラフィー

親水性相互作用クロマトグラフィー

ULTRON AF-HILICシリーズは、親水性相互作用クロマトグラフィー(HILIC)用カラムで、高極性官能基が表面修飾されており、逆相モードでは保持が困難な極性化合物を保持します。

PDF Download親水性相互作用クロマトグラフィー 仕様と価格

ULTRON AF-HILIC-DA

製品購入お問い合わせ先

新規アミノ基をスペーサーを介して導入することにより、アミノカラムの特長を保ちながら、保持力を大幅に改善しました。また、その他の異なる分離選択性も有したカラムです。

■特長

  • 充填剤はシリカ基材をベースにスペーサーを介してジアミン(1級, 2級)を導入しています。
  • 中性から塩基性の化合物の分離に適しています。

■用途

医薬品、食品、その他

■仕様

充填剤 形状 粒径 細孔径 比表面積 pH range
AF-HILIC-DA 完全球状多孔性シリカゲル 5µm 12nm 300m2/g 2-7
核酸塩基・ヌクレオシドの選択性

核酸塩基・ヌクレオシドの選択性

カテコールアミン4種混合試料

カテコールアミン4種混合試料

ULTRON AF-HILIC-CD

製品購入お問い合わせ先

ULTRON AF-HILIC-CDは、シリカ基材にスペーサーを介してβ-シクロデキストリン(※) を化学結合させたHILICモードのカラムです。分子構造の選択性が高く、酸性から中性の化合物の構造類似体や構造異性体の高分離分析が出来ます。

(※) シクロデキストリンは環状構造に由来する空孔をもち、内側は疎水性、外側は親水性を示します。環状構造の内側の分子間力によって様々な化合物を取り込む包接作用が特徴的です。

HILIC:Hydrophilic Interaction Chromatography(親水性相互作用クロマトグラフィー)は、逆相カラムで保持が困難な極性化合物を分析する際に使用される分離モードです。逆相クロマトグラィーとは反対の分離作用であり、親水性の低いサンプルから溶出します。親水性化合物を分析する場合、逆相カラムでは保持されにくいため、イオンペア試薬を使用することが多いですが、HILICではこのイオンペア試薬を使用せずに保持や分離が可能になります。

■特長

  • 酸性から中性の化合物の分離に適しています。
  • 分子構造の選択性が高いので、構造類似体や構造異性体の高分離分析が出来ます。

■用途

医薬品、食品、その他

■仕様

充填剤 形状 粒径 細孔径 比表面積 pH range
AF-HILIC-CD 完全球状多孔性シリカゲル 5µm 12nm 300m2/g 2-7
分子形状の選択性

分子形状の選択性

位置異性体の選択性

位置異性体の選択性

■ULTRON AF-HILIC-DA & AF-HILIC-CD

12種混合試料の分析比較

12種混合試料の分析比較

■仕様

充填剤 形状 粒径 細孔径 比表面積 pH range
AF-HILIC-CD 完全球状多孔性シリカゲル 2µm 12nm 300m2/g 2-7
単糖, 二糖, オリゴ糖の一斉分析

単糖, 二糖, オリゴ糖の一斉分析

ULTRON AF-HILIC-CDシリーズの再現性について

ULTRON AF-HILIC-CDシリーズの再現性

ULTRON AF-HILIC-CDシリーズのスケーラビリティ(2um, 5um)について

ULTRON AF-HILIC-CDシリーズのスケーラビリティ(2um, 5um)

カラムへの吸着、ピーク形状の比較

カラムへの吸着、ピーク形状の比較

PDF Download親水性相互作用クロマトグラフィー 仕様と価格

↑ページ先頭へ

HOME | 製品紹介 | 技術情報 | 企業情報 | お問い合わせ | GC/LC検索